取扱い工法一覧

代表的な塗床の工法

床塗の工法エポキシ樹脂
流し展べ工法

エポキシ樹脂流し展べ工法は、表面の耐久性が強く美しい仕上がりが特徴の工法です。コテの仕上げによる厚みのある塗膜が、摩耗性・衝撃性に強くお手入れも簡単に行えるため、清潔な環境を保つことが出来ます。

工程1:施工前

汚れや埃が溜まった状態で、清掃して古いコーティングや汚れ、油、埃等を除去します。

工程2:下地処理

コンクリートを研磨して腐食や油汚れなどを除去し、表面処理を行います。

工程3:清掃

表面処理をした後に残る、ゴミや埃を掃除してコンクリートの表面を綺麗にします。

工程4:プライマー

エポキシ樹脂コーティングが密着しやすくなるようにエポキシプライマーを塗布します。

工程5:樹脂モルタル

ひび割れや穴がある場合、モルタルを使用して修復し、表面を平らに整えます。

工程6:サンドペーパー

モルタルの表面を研磨して磨いて均一化し、塗料が接着しやすくします。

工程7:目止め

エポキシ樹脂を薄く塗り表面の凹凸をなくして、コーティングの下地を作ります。

工程8:上塗り

エポキシ樹脂のコーティングを施工します。耐摩耗性を上げ、表面を保護します。

工程9:施工完了

コーティングが硬化したら、光沢や滑り止めの仕上げ作業を行い、完了です。

塗床の工法水性硬質
ウレタン工法

水性硬質ウレタンは耐熱や耐寒などの環境的な影響に強い床を仕上げることができる工法です。塗りの工程が少ないため、より短い工程で施工できます。また塗料を厚く塗り上げるため、-196℃~120℃までの厳しい環境に耐えることが出来ます。

工程1:下地処理

コンクリートを研磨して腐食や油汚れなどを除去し、表面処理を行います。

工程2:カッター入れ

床に切り込みを入れて、塗料が隙間に入り込み、より床に接着しやすくします。

工程3:塗り

ウレタン塗料を厚塗りし、耐熱・耐寒性が強くなように塗装していきます。

工程4:施工完了

塗装が完了して乾燥後の塗装面。ザラついた表面で滑りにくくなっています。